配車アプリGrabを使ったピンクガネーシャの行き方・帰り方

バンコクのパワースポット・ピンクガネーシャ
3倍速で願いを叶えてくれるというピンクのガネーシャ。
片方の牙が折れている象の頭と4本の腕、太鼓腹の人間の体を持つガネーシャは、金運・健康・幸運に恵まれるといわれるインド神話の神様だそうです。
ワット・サマーン・ラッタナーラームでは、願いごとはピンクガネーシャではなく、ガネーシャ像の周りにいる自分の誕生日の曜日と同じ色のネズミに伝えます。
ネズミが自分に替わってガネーシャに願い事を伝えてくれる。というもの。
ネズミに願いごとを伝えるときは靴を脱いで踏み台の上に立ち、ネズミの片方の耳をふさいで、もう片方の耳に願いごとをささやきます。


ピンクガネーシャ(ワット サマーン ラッタナーラーム)への行き方
バンコク市内から約90km、車で高速を使っても片道約1時間30分の場所にあります。
ホテルからだいぶ遠いところにありますが、今回の旅行では絶対に行きたい観光スポットの1つでした。
バンコク市内からの行き方はいくつかあります。
- 鉄道、バス、ソンテウなどの公共交通機関を使う方法
- 現地ツアーに申し込む
- TAXI、Grabで行く
- 車をチャーターする
事前の調べによると、①は交通費は安いものの、移動は大変かつ時間がかかるとのことで却下。③のタクシーは、メーター制にしてもらえる確証がないため却下、④は手配・費用の問題があり不安。
我が家は今回、市内から同じ方角にあるザ・モール・バンカピにあるウォーターパーク「ハーバーアイランド」に子供を連れていく計画も立てていたので、重複する移動時間の削減を目的として、Grabを使ってピンクガネーシャに行き、帰り道の途中でウォーターパークに行く旅行計画を立てました。
手間もなく・効率的に周れる②現地ツアーに申し込んでも良かったのですが、我が家だけ途中でバスから降ろしてもらうことは出来ないでしょうからチョイスせず。といった経緯でした。
モールバンカピも、バンコク市内からはまぁまぁの距離があり、バンコク市内から約18km・車で約40分かかります。
帰りのGrabの捕まえ方
バンコク市内からピンクガネーシャまでのGrabを捕まえることは問題ではないでしょう。
問題は、帰りのGrabです。
ピンクガネーシャがある地域は、Grabやタクシーが走っておらず捕まらない。との事前の調べがあったからです。
帰りは公共機関を使って帰ってくることも考えましたが、ソンテウ(小型トラックの乗り合いタクシー)やバスの出発時間についてネット情報が少なく、現地でさまよう・最悪は帰ることが出来ないリスクがありました。また、Grabを往復で予約する方法を調べても、これだ!という情報になかなかヒットしません。
そこで考えたのは以下。
- Grabの運転手さんも帰りはきっと誰かを乗せたいはず。
- バンコク市内から約1.5時間かけて運転するので、少しは休憩したいだろう。
そうです。
ピンクガネーシャの観光時間は約1時間とのことなので、観光している間は運転手さんに休憩がてら待って頂き、帰りも乗せてもらう交渉をしようと考えました。
でもどうやって??
やり方はいくつか考えつきますが、
- 車に乗り込み翻訳アプリで交渉しても、断られたらどうしよう。
(Grabキャンセル⇒再予約または、帰りは公共機関やさまようリスクも) - 現地についてから交渉して断られたらもっと困る。。。
このような心配があったので、Grabでマッチングしてすぐに、アプリのメッセージ機能を使ってあらかじめ準備しておいた定型文で交渉することにしました。
実際のやり取りがこちら
私が運転手さんに送ったメッセージ(日本語訳)はこちら。
「ピンクガネーシャの観光が終われば、モールバンカピに行きます。ピンクガネーシャの辺りはタクシーがいないので、帰りも乗せてもらえますか?現地で観光している間の約1時間、待ってもらうことになります。帰りの料金は行きと同じ金額を現金で払います。OKまたはNO?」
これを翻訳アプリで準備しておき、運転手とGrabのメッセージ機能が使えるようになったらペーストして送信するだけです。

旅行期間中、バンコクでGrabを何度か使った経験から、運転手さんによっては、英語でメッセージを送って理解できる方、翻訳サイトで翻訳できる方・できない方がいる印象を持っていたので、英語とそれをタイ語に翻訳した文章をあらかじめ準備しておきました。
そして、運転中で返信が難しい運転手さんがすぐに返事できるように、最後はOKかNOと返信するだけの状態にしておきました。
ちなみに行きの料金は、1175バーツ(Grab料金1060バーツ+高速料金115バーツ)でした(約5500円)。
帰りは、ピンクガネーシャからモールバンカピまでなので、行き道よりは近い距離の移動でしたが、この交渉に応じてもらいたい気持ちと、待ち時間も含めた感謝の気持ちを込めて行きと同じ料金(1200バーツ)を現金でお支払いすることで交渉しました。
この方法を、日本にいる旅行の計画段階から考えていたので、「OK」の返事が来た時にはちょっとした達成感がありました笑
その後は、車に乗り込んだ際、改めて先ほどのやり取りを翻訳アプリで認識合わせをし、現地に到着してから集合場所と待ち合わせ時間を約束すればOKです。
なお、この運転手さんの前に1台目で同じ交渉をしましたが、OKかNOすらの返事が返ってこなかったのでGrabのマッチングをキャンセルすることに。運転が忙しかったのか、翻訳して返信できる方じゃなかったのかと思いました。
マッチングから一定時間経過してからのキャンセルになっため、数十バーツのキャンセル料をGrabから請求されてしまいました。まぁ仕方なしですね。
ちなみに、ピンクガネーシャの現地オプショナルツアーだと、往復1人あたり5500円ほどが相場のようなので、4人家族のわたしたちだと2万2000円ほどかかります。
今回、Grabで往復約1万1000円/4人ほどで行けたので、集合場所に行く必要もなく、好きな時間に自分たちのペースでお安く行けたので、この行き方もアリだと思いました。
場合によっては、Grabでマッチングした際に、運転手から帰りもどうだ?と提案される場合があるようです。
それでも何か起こった場合に備えて
上記のやり取りをしても運転手と待ち合わせした場所で会えない・運転手に帰らてしまった。などのリスクシナリオがあると、最悪の場合ホテルに帰れず、旅行が台無しになりかねないので、万一に備えて私は、大体の帰り方も調べておりました。
手順①:まず、ピンクガネーシャの玄関口にあたる広場でソンテウに乗ります(40バーツ/人)。
ソンテウは、チュチュンサオ鉄道かチュチュンサオバスターミナル行きの2つがあるみたいです。
実際、私が行った日も広場にチュチュンサオ鉄道行きのソンテウが停まっていました。
私はGrabで帰れたのですが、帰りのソンテウを見て思わずホッと安心したことを覚えています笑

(左の車がソンテウ)

なお、チュチュンサオバスターミナルから出ているバスは、チケットの買い方が難しそう・定員オーバーの場合は乗れないリスク・出発時刻が不安定・待ち時間もあるといったネット情報もあったので、私が乗るならチュチュンサオ鉄道行きに乗りたいと思っていました。
バスターミナル行きに乗った場合でも、バンコクに近づいてはいるのでGrabが捕まる可能性を期待したいところですが、ここでもやはり捕まえるのには苦労したとのネット情報を見ました。
手順②:ソンテウは、降りたい場所でブザーを鳴らして降ろしてもらうシステムのようです。
調べると、ピンクガネーシャからチュチュンサオ鉄道駅までは約17km・車で約25分ほどの道のりです。
鉄道駅行きなので、駅で降ろしてもらえると思いますが、グーグルマップを見ながら乗るのが良いでしょう。
手順③:ここまで来たら、もう心配は不要かと思います。
Grabが捕まればGrabでも良いし、鉄道でバンコク市内まで戻ることは容易でしょう。
ちなみに、ピンクガネーシャ発のソンテウの時刻表は30分間隔の頻度だそうです。最終は16:30なのでご注意ください。

ピンクガネーシャのお土産売り場
ワット サマーン ラッタナーラームには、お土産屋さんが3~4カ所ほどありました。
ピンクガネーシャのキーホルダーや、冷蔵庫に貼れるマグネットなど、お手軽でかわいらしいデザインのものを期待して行ったのですが、全体的にお高め・かわいらしいデザインが少ない印象でした。






結局、ここでは何も買えずでしたので、他のナイトマーケット等で入手したバラマキお土産品がこちら。



今回、ナイトマーケット・水上マーケットのお土産屋・MBKセンターなども色々見て回りましたが、ピンクガネーシャのお土産品は、あまり作られていない印象でした。
【オマケ】モールバンカピにあるウォーターパーク『ハーバーアイランド』とは?
こちらのプールを簡単に紹介します。
アイコンサイアムにあるハーバーランドと同じ系列です。こちらは「ランド」ではなく「アイランド」です。
モールの屋上に作られたウォーターパークですが、約1万平方メートルの敷地内に全長約200mの流れるプールや、年齢(身長)に合わせた18本ものスライダーがあり、子供だけでなく大人も童心に返って楽しむことが出来ます!
料金は、大人も我が子も670バーツでした。
6時間遊び放題で、タオルの貸出し・浮き輪・ロッカー・更衣室代・帰りのシャワーも料金に含まれています。






こちらの場所は、MRTイエローラインのバンカピ駅から徒歩圏内ですが、私たちのホテルまでは乗り継ぎが少し大変でした。
プールからの帰りは、Grabを捕まえようとしましたがなかなか捕まらず、待ち時間が結構ありました。
また、ホテルに近づくにつれて渋滞がひどくなることが分かっていたので電車で帰ることに。
とはいえ、子供たちはこのプールを喜んでくれたので行けて良かったです。
モールも併設ですし、ホテルのプールで物足りないお子様にはとてもおススメ出来るアメイジングなウォーターパークでした!!