国内・海外の有名人・芸能人に愛用されるロレックスの廃番モデル

国内・海外を問わず、各界を代表する多くの著名人が愛用しているロレックスの廃番モデルがあります。
ここでは、そのディスコンモデルの魅力や、愛用する有名人をご紹介します。
【廃番モデル①】ヨットマスターⅡ・YACHT-MASTERⅡ

ヨットマスターⅡとは・ヨットマスターⅡの歴史
サブマリーナの上位モデルとして1992年に誕生したのが『ヨットマスター』。
ヨットマスターは、ヨットクルージングやセーリングなどのマリンスポーツを楽しむ富裕層向けに発売されたモデルです。
ロレックスは2007年、本格的なヨットレースに対応した「レガッタ・クロノグラフ」と呼ばれる複雑機構を搭載したヨットマスターⅡを発売。
ケース径は、ロレックス最大となる44mmの特大サイズ・ゴールドモデル・ブルーベゼルなど、大胆かつ高級感溢れる仕上がりとなっている。
ご覧のとおり、ヨットマスターⅡはヨットマスターの後継機とは思えないほど印象がガラリと変わっています。
また、2時・4時の位置にあるプッシュボタンが増えており、クロノグラフ(ストップウォッチ)機能が搭載されました。


ヨットマスターⅡ(Ref.116688)
レガッタ・クロノグラフとは
ロレックスが独自に開発した、ヨットレースのスタートに特化したカウントダウンタイマー機能を持つクロノグラフのこと。
ヨットレースにおいて重要となる、残り何分かを計測するため、最大10分までのカウントダウンが可能です。

10分のカウントダウン機能を有する
ヨットマスターⅡの歴史を遡ってみる。
ヨットマスターⅡの歴史
- 2007年:ホワイトゴールド/プラチナモデル(Ref.116689)、イエローゴールドモデル(Ref.116688)が発売


- 2011年:ステンレス/エバーローズゴールドのコンビモデル(Ref.116681)が発売

- 2013年:ステンレスモデル(Ref.116680)が発売

- 2017年:全モデルがリニューアル
針の色がケースと同色化、6時/12時のインデックス形状が変更、時針がベンツ針へと変更。



- 2024年:生産終了
ヨットマスターⅡの特徴
ヨットマスターⅡの特徴
- ヨット愛好家など、マリンスポーツを楽しむラグジュアリースポーツウォッチ。
- ヨットマスターより本格的なヨットレースに対応した機能性を有するスポーツモデル。
- ロレックスで最大サイズの44mm径(他のサイズ展開なし)。
- 独創的なデザイン、カラーリングで見た目のインパクトが大きい。
これらの特徴に惹かれて購入された著名人を紹介していきます。
ヨットマスターⅡを愛用する国内・海外の有名人
ヨットマスターⅡ・Ref.116680

ノブ(お笑い芸人)

山内 健司(お笑い芸人)

ヨットマスターⅡ・Ref.116681

岡田 将生(俳優)

たかし(お笑い芸人)

ヨットマスターⅡ・Ref.116688

デビッド・ベッカム(サッカー)

コナー・マクレガー(総合格闘家)

ドレイク(ラッパー)

MC TYSON(ラッパー)

以上が、ヨットマスターⅡの愛用者でした。
続けて、次の廃番モデルのご紹介をしていきます。
【廃番モデル②】ミルガウス・MILGAUSS

ミルガウスとは・ミルガウスの歴史
ミルガウスは、放射線技師や研究者など、磁気の影響を受けやすい環境下で働く人向けに開発されたモデルです。
歴史を遡ると、1954年に初代ミルガウスが発売。
1959年にモデルチェンジを実施し、約30年間に渡って生産・販売され、1988年に生産が終了となりました。


その後、約20年の時を経て、第三世代となるミルガウスRef.116400が2007年に発売。


通称:トロピカルマンゴー
今やミルガウスの象徴ともいえるグリーン サファイヤクリスタルを採用したRef.116400GVも発売。
末尾のGVは、フランス語で Glace Verte(=緑のガラス)を意味する。

黒文字盤

Zブルー文字盤(Zはジルコニウムの頭文字)
そして全てのミルガウスが2023年に再び生産終了となり、現在は正規店での販売がありません。
ミルガウスの特徴
ミルガウスの特徴
- 耐磁時計(磁気に強い)
- イナズマ針
- グリーンサファイヤ(風防)クリスタル
これらは、ロレックスの数あるモデルの中で、ミルガウスだけにしか採用されていないものです。
また、ミルガウス独特の配色・カラーリングが、他のモデルとの違いをより一層引き立てており、ロレックスらしからぬ見た目でありながら、実にロレックスらしいと思わせる唯一無二のモデルとして、今やその地位・人気を確立した傑作です。


クラシカルなデザインで、万人受けするロレックスの中でも、一風変わった立ち位置を確立したミルガウス。
購入者の多くは、そのデザイン性・独特なカラーリングに深く魅了されて購入された方が圧倒的に多いと思われます。

実際、ミルガウスの愛用者を見てみても、各界を代表する一流の方、独自の個性を有する著名人が多いことが伺えます。
これを付けている人を見ると、時計上級者のオーラや、時計を楽しんでいる感がにじみ出ていてとてもカッコいいです。
ミルガウスを愛用する国内・海外の有名人
ミルガウス・Ref.116400(黒文字盤)

オーランド・ブルーム(俳優)

ジェニファー・アニストン(俳優)

ニッキー・ヒルトン(モデル)

アッシャー(歌手)

土田 晃之(お笑い芸人)

ミルガウス・Ref.116400(白文字盤・トロピカルマンゴー)

アシュトン・カッチャー(俳優)

バルビエリ・ブルーノ(料理人)

ミルガウス・Ref.116400GV(黒文字盤)

トム・ハンクス(俳優)

シルベスター・スタローン(俳優)

ダニエル・クレイグ(俳優)

ジェイク・ギレンホール(俳優)

ジェームズ・マカヴォイ(俳優)

ケイティ・キャシディ(俳優)

アダムスコット(ゴルフ)

ロジャー・フェデラー(テニス)

パトリス・エヴラ(サッカー)

エリック・クラプトン(ミュージシャン)

イリーナ・シェイク(モデル)

桜井 和寿(Mr.Children)

所 ジョージ(コメディアン)

入れてカスタマイズ
櫻井 海音(俳優)

ミルガウス・Ref.116400GV(Zブルー文字盤)

Zブルー文字盤
ジャスティン・ティンバーレイク
(俳優)

トム・ブレイディ(アメフト)

粗品 (お笑い芸人)

ミルガウス・Ref.6541

滝沢 伸介(デザイナー:ネイバーフッド代表)


以上が、ミルガウスの愛用者でした。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ロレックスでは、生産終了となったカラー・文字盤(モチーフ)はいくつかありますが、モデルごと廃番となったものは多くありません。
その中でも代表的なモデルとしてヨットマスターⅡ、ミルガウスについて、ご紹介いたしました。
世界中で愛されるこれらのモデル。意外な方も着用されていましたか?
これらのモデルは今も根強いファンを持ち、世界中のロレックス愛好家が着用し、生活の一部として腕時計を楽しんでいることでしょう。
かつて、ミルガウスが形を変えて復活したように、これら廃番モデルの再(再)復活を楽しみにしましょう!
この記事は、複数のソースから調べた情報を記載しておりますが、事実と異なる内容も一部あるかもしれません。
適宜、情報の追加・修正を行っていきますので、何卒ご容赦ください。